冷凍食品製造業
冷凍食品工場では、生産量や製品の種類によって、排水の水質や量が季節変動することがあります。排水処理工程において、これらの生産量の変動に対応できる柔軟性を備えている必要があります。また、原料の洗浄、加工、調理、冷却、包装といった工程から排出される排水は、高濃度の有機物（BOD、COD）、油脂分、窒素、リンなどを含んでいます。これらは、生物処理槽に大きな負荷をかけるため、前処理による負荷軽減が重要となります。当社では前処理から本処理まで現場の水質や汚泥の性状を考慮した省スペースな排水処理システムのご提案実績が多数ございます。
特徴・求められること
冷凍食品工場では、生産量の変動に伴い、排水量や水質が変化し、既存の生物処理設備では対応しきれないケースがあります。特に、生産工程に由来する高濃度の油分やBOD負荷は、生物処理槽に大きな負担をかけ、処理水質を不安定にする要因となります。 このような状況において、負荷軽減のための設備を導入したくても、設置スペースの制約やコスト面が課題となるケースも少なくありません。コンパクトかつ低コストな提案が求められます。
当社が提供できること
高負荷の排水処理において、既存の生物処理設備の前段に当社の凝集ろ過装置を導入することで、生物処理槽の増設と比較し約1/3の省スペース化を実現します。導入に関しては、基礎工事が不要いなるため、イニシャルコストも1/2に削減することが可能です。
