水産加工工場 凝集ろ過によるウロコ詰まり解消事例
業界 | 水産加工 |
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装置 | 凝集ろ過装置 |
工程 | 夾雑物回収 本処理 |
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課題 | 作業性 処理能力 |
お客様の課題
水産加工会社様において、加工工程で排出されるウロコ類を含む排水の前処理に使用されているスクリーンが頻繁に詰まり、その都度、1日あたり3時間、1人工を割いて除去作業を行う必要がありました。特に、後段工程に鱗が流出しないよう、細心の注意を払って除去作業が行われていました。 既存の設備は特定の処理能力を備えていましたが、詰まりによる頻繁なメンテナンスが必要であり、大きな手間がかかっている状況でした。加えて、生産量の増加に伴い、排水処理能力の向上も求められており、この問題を解決しつつ処理量を増加させるための提案を頂きました。
提案・導入効果
凝集ろ過装置(FST型+LDC型)のご提案をいたしました。こちらの装置では従来必要とされていたスクリーンが不要になります。手動による固形物除去作業を省略でき、前処理だけでなく、生物処理プロセスの負荷低減まで実現致しました。