pH調整・流量調整

排水処理（特に生物処理や活性汚泥法）では、適切なpHと流量の管理が重要です。これらは、後段の処理工程に大きな影響を及ぼします。ここでは、前処理の基礎知識から、排水処理装置・システム.comが提供するpH調整・流量調整のソリューションについてご紹介します。

工程の目的

pH調整と流量調整の主な目的は、生物処理工程への悪影響を防ぐことです。適切なpHと流量を維持することで、微生物の活性を最大限に引き出し、効率的な処理を実現します。

工程に関する説明

pH調整は、排水の酸性度やアルカリ度を適正な範囲に保つための工程です。極端なpHは、微生物の活性を低下させ、生物処理の効率を著しく損ないます。一方、流量調整は、処理装置に適切な量の排水を供給し、過負荷や逆流を防ぐための工程です。特に食品加工工場では、排水量が一時的に増加することがあり、適切な流量管理が必要不可欠です。

使用される方式や装置分類

pH調整には、酸またはアルカリ剤を自動投入する装置が用いられ、リアルタイムでpHを監視しながら適切な調整を行います。流量調整には、調整タンクやポンプを利用し、安定した流量を確保します。これにより、後段の工程の負荷を軽減し、安定した処理を実現します。

pH調整・流量調整で当社が提供できること

従来の鉄製タンクに代わり、高品質でありながら大幅なコストダウンにつながるボルト組立式タンクのご提案をさせて頂いています。本体の価格の低減だけでなく、設置工事が大幅に簡略化されます。削孔や加工のご要望にもお応えできますので、鉄のタンクを利用されている方はぜひともボルト組立式タンクをご検討ください。