段ボール製造工場 凝集沈殿槽の省スペース化

段ボール製造工場様より、凝集沈殿槽のリプレイスに関するご相談をいただきました。新たな凝集沈殿槽を設置するには、工場内で十分なスペースが必要ですが、今回はスペースが限られており、生産ラインを一時的に停止する必要がありました。工場の休業日を増やすことを避けたいというご要望がありましたが、やむを得ず3日程度の休業を予定していました。このため、工場の稼働に極力影響を与えない、省スペース、短納期で設置可能な装置の提案が求められていました。

凝集ろ過・脱水機一体型処理装置LDB型の導入をご提案いたしました。この装置は、既存設備に比べて設置スペースを1/3に抑えることができるため、スペースの制約がある場合でも更新作業を可能にします。また、排水の切り替え手順も併せてご提案し、徹底的な計画の下で工場の休業日を設けることなく、スムーズに設備の更新を実施することができました。その結果、効率的な稼働継続を実現し、生産性を維持しながら設備の更新を完了しました。