課題解決事例

味噌工場 後段の生物処理への負荷軽減事例

味噌工場 後段の生物処理への負荷軽減事例 | 排水処理装置・システム.com
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業界食品工場
装置凝集ろ過汚泥脱水機
工程前処理 本処理
課題処理能力

お客様の課題

味噌製造工程で発生する排水処理において、生物処理によって発生する余剰汚泥の処分費が高騰しているという課題に直面されていました 。食品工場からの排水は、有機物濃度が高く生物処理が不可欠ですが、その結果生じる余剰汚泥は水分を多く含み、そのままでは多大な廃棄物処理コストがかかります。お客様は、この余剰汚泥の体積を大幅に削減し、それによって処分費用を劇的に抑制するための、効率的かつ安定した汚泥濃縮・脱水処理を求められていました 。

提案・導入効果

当社は、お客様の課題に対し、IK汚泥脱水機(LDB型)の導入をご提案。この装置は、当社の独自のろ布「IKロンメッシュ」と、効率的な凝集ろ過・脱水技術を組み合わせることで、水分を多く含む生物処理余剰汚泥から高効率で水分を除去し、固形分濃度を高めることが可能です。
IK汚泥脱水機(LDB型)の導入により、これまで約1%濃度であった生物処理余剰汚泥を、飛躍的に4~5%の高濃度にまで濃縮が実現。この濃縮効果により、汚泥の体積は従来の約1/4~1/5にまで劇的に削減され、お客様の汚泥処分費用も同様に1/4~1/5の大幅な抑制が実現しました 。
本装置は、小型でコンパクトな設計でありながら高い処理能力を発揮し、大掛かりな土木工事が不要なため、既存の設備への導入も容易です。また、シンプルな機構でメンテナンスも容易であり、省エネルギーで運用できるため、ランニングコストの継続的な削減にも貢献します。

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