製麺工場の高温排水処理改善事例
| 業界 | 食品 |
|---|---|
| 装置 | LSH |
| 工程 | 前処理 |
|---|
お客様の課題
製麺工程の排水に含まれる麺類は、柔らかくポンプ移送時の衝撃で細断されやすい性質があります。この特性により、ポンプアップ式のスクリーン設備では微細化した麺屑を捕捉しきれず、回収率が低下する問題が発生していました。お客様の工場では、既存の水路設備を有効活用しつつ、60~80℃という高温の排水環境に対応する必要がありました。特に、ポンプ等の動力機器を極力減らし、故障リスクの低減とメンテナンス頻度の削減を実現する運用体制が求められていました。従来の加圧浮上や回転ドラム式スクリーンでは、移送中に砕けた固形物によるBOD負荷の上昇に対応できず、排水処理全体のコスト増加が課題となっていました。
提案・導入効果
日本技建のIKロンメッシュスクリーン(LSH型)は、製麺排水に含まれる固形物の回収にも高い性能を発揮します。既設の水路に直接設置できる「自然流下方式」を採用することで、麺類を破砕することなく、原形のまま効率的に回収します。この自然流下方式は、ポンプ動力を必要としないため省エネ効果が高いのが特徴です。また、独自技術の「IKロンメッシュろ布」により、目詰まりしにくく、高温排水でも安定した連続運転を行うことができます。実際にお客様からは、「麺が砕ける前に源泉で回収できるため、後段の水処理負荷を下げることができた」との評価をいただいております。高温かつ高負荷な環境下でも、安定した固液分離とランニングコストの低減を両立します。