石油プラント

石油プラント業界では、原油の採掘から精製、製品化に至る各プロセスで大量の冷却水や洗浄水が使用され、結果として多種多様な排水が発生します。これらの排水には、油分、SS(懸濁物質)、重金属、有害な有機化合物など、環境基準を遵守しつつ、高度な処理が求められる物質が含まれています。特に、近年の環境規制の強化や、持続可能な開発目標(SDGs)への関心の高まりを背景に、より効率的で環境負荷の低い排水処理技術へのニーズが高まっています。日本技建の提供する「IKフロックスクリーン 自動再生式SS凝集濾過装置 FST型」は、弊社独自の濾布を用いた固液分離装置でにより、石油プラント排水処理の課題解決をいたします。
特徴・求められること
高濃度の油分: 原油由来の油分、潤滑油、洗浄剤などが含まれ、乳化状態の油分も多い。特に、随伴水には高濃度の油分が含まれ、その処理は大きな課題となっている。
高濃度のSS: 触媒微粒子、腐食生成物、スケールなどの無機系SSだけでなく、生物処理後の余剰汚泥などの有機系SSも含まれる。
・有害物質の含有: ベンゼン、トルエン、キシレンなどの揮発性有機化合物(VOCs)や、硫化水素、重金属など、人の健康や生態系に悪影響を及ぼす物質が含まれる可能性がある。
・排水の水質・水量の変動: 操業状況や、降雨などの影響により、排水の水質や水量が大きく変動する。
・設置スペースの制約: 既設のプラント内では、新たな処理設備の設置スペースが限られている場合が多い。
・厳しい排水基準: 水質汚濁防止法に基づく排水基準に加えて、地方自治体による上乗せ条例や、排出先水域の環境基準など、厳しい規制をクリアする必要がある。
・スラッジの減容化・再資源化: 排水処理によって発生するスラッジは、産業廃棄物として適切に処理する必要があり、その減容化や再資源化が求められる。
当社が提供できること
コンパクト設計: 従来の沈殿槽や加圧浮上装置に比べて、大幅な省スペース化を実現します。限られたスペースにも設置可能であり、既設プラントの処理能力増強にも最適です。
省エネルギー・低ランニングコスト: 静止型濾過機であるため、消費電力が極めて少なく、省エネルギーに貢献します。また、自動洗浄機能により、濾布の目詰まりを防止し、安定した処理性能を維持します。さらに、長寿命の濾布を採用することで、交換頻度を低減し、ランニングコストを削減します。
容易なメンテナンス: シンプルな構造であり、日常的な点検やメンテナンスが容易です。また、万が一のトラブル発生時にも、迅速な対応が可能です。
技術サポート: 経験豊富な技術スタッフが、排水の水質分析から、最適な処理フローの提案、装置の設計・製作、設置、試運転、アフターサービスまで、トータルでサポートいたします。また、排水処理に関する様々なご相談にも対応いたします。
