造船業界向けソリューション

概要
造船所やドックにおける排水処理では、ブロック建造時の切削油混入水、艤装岸壁やエンジンテスト場からの含油排水、そしてビルジ(船底汚水)など、多種多様な油分を含んだ排水が発生します。これらは有機物濃度や油分濃度が変動しやすく、特に厳しい環境規制(海洋汚染防止法や水質汚濁防止法)を遵守するためには、確実な油水分離が不可欠です。 当社が提供する「IKオイルスキマー OS型」は、独自の立体構造ベルトを採用した浮上油回収装置です。一般的な浮上油回収装置では除去が困難な薄い油膜から高粘度の重油まで効率的に回収し、後段の排水処理設備への負荷を大幅に低減します。
特徴・求められること
広範囲な油種の混在と変動
灯油のような低粘性油から重油、鉱物油まで、工程によって流出する油の性状が異なるため、汎用性の高い回収能力が求められます。
薄い油膜(油紋)の流出防止
排水ピットやオイルトラップの表面に浮く、従来のディスク式やベルト式ではすくい取れない極めて薄い膜状の油まで確実にキャッチする必要があります。
過酷な環境への耐久性
造船所は海沿いに位置することが多く、塩害や腐食のリスクが高いため、装置には高い耐食性が求められます。
省スペースとメンテナンス性
限られた設置スペースでも稼働でき、かつ油水分離槽の清掃頻度を下げられるような、高効率な前処理設備が必要です
当社が提供できること
・処理能力向上 省スペース化
当社のベルトプレス式汚泥脱水機は小型高性能モデル(LDC型)から大容量モデル(LD/LDW/LDX型)まで豊富なラインナップを展開しております。用途・設置スペースに応じて最適な提案を致します。
例えば、LDC型は3~8kg-ds/hクラス、外寸3.2×2.0m~4.1×2.1m、医薬品系活性汚泥に数多くの導入実績がございます。処理対象や条件に応じて各シリーズ最大で80~85%含水率、処理量についても豊富な選択肢を用意しております。
当社脱水機LDシリーズの3つの特長
① 特許「ロンメッシュ」濾布を全製品に標準搭載
粗い基布+方向性毛羽構造により水透過性と粒子捕集性に優れ、ケーキ剥離性が高く目詰まりしにくい。洗浄も容易でメンテナンス性向上。日・米・英・独特許取得。
② 省スペース・低コスト運用を実現
コンパクト設計により既存ラインへの追加設置も容易。スペース制約下でも多くの現場で従来設備を大幅に上回る省スペース設置と運転コスト削減の実績がございます
③ 多様な汚泥・排水種類への適合性
化学工業・医薬品の活性汚泥をはじめ、金属、食品、研磨ほか幅広い汚泥系に対して安定した脱水性能を誇ります。
現場ごとの排水性状分析・最適装置選定を推奨
製薬工場排水は工程や処方ごとに大きく化学的特性が異なるため、導入時の液質分析・テスト運転も柔軟に実施可能です。現場技術スタッフが要件に合わせて仕様選定をサポートします。